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  • 05/21/10:36

10.24.22:09

A級戦犯とはいったい何か_その1

何で今頃、前に書いてた文章を引っ張りだすんだろうか
まあいい、序文だけでも投稿してみよう。


1.序に替えて
― いわゆるA級戦犯論議の発端と問題点 ―
昭和60年8月15日、中曽根首相は8月15日としては、戦後初めて靖国公式参拝を実施しました。
公式参拝実施に当たっては、内閣官房長官の私的諮問機関である「閣僚の靖国神社参拝問題に関する懇談会」からの報告書に基づき、従来までの「憲法上疑義がある」との政府見解を改め、「公式参拝は合憲」との内閣法制局の新たな解釈の元実現に至ったのであります。


しかしながら、日本国の国内問題である靖国公式参拝に対し、中国外務省から「中国人民の感情を傷つける」とか「靖国神社にはA級戦犯が合祀されている」など干渉的抗議がはじまるや、我が国の政府首脳の中に

「中国側が問題にしているのは、戦犯(A級戦犯)の人が祀られている点である。東条英機がなぜ祀られるのか」(昭和60年10月28日、政府、与党首脳会議における金丸幹事長)「戦犯が一般戦没者と一緒に祀られているとは私も知らなかった」(昭和60年10月30日、二階堂副総裁、駐日中国大使との会見)

などあまりにも基本的な問題に対する認識不足の発言が続き、さらにその後も、後藤田内閣官房長官が「A級戦犯合祀が公式参拝継続の障害になる」(昭和61年8月19日、衆議院内閣委員会)など、暗に靖国神社にA級戦犯合祀の改善を求めるような発言をし、従来、靖国神社公式参拝は憲法問題として捉えられてきたものが、中国からの干渉によって問題の焦点が変わってしまい、靖国神社がA級戦犯を祀ったのがあたかも悪いかのような印象を与えることになったのです。

A級戦犯合祀問題が取り上げられるやいなや、識者、評論家の間にいわゆる「戦犯」が生まれた東京裁判(正式名 極東国際軍事裁判)に対する論議が盛んになりました。

しかしその捉え方については大きな違いはなく、東京裁判は国際法に準拠する形を見せながらこれを極端に歪曲拡大解釈し、敗者に対する勝者の一方的な報復裁判であったとする意見が圧倒的でした。

ところが、東京裁判が不当な裁判であったと認める評論家の中に「サンフランシスコ平和条約第11条でその判決の理論を受諾しているのだから、東京裁判史観は批判できても、その国際的誓約は無視できない」とする論を展開する者が現れました。

そして政府首脳の中からも「サンフランシスコ対日平和条約第11条で国と国との関係において裁判を受諾している事実がある」(昭和61年8月19日、衆議院内閣委員会の後藤田内閣官房長官発言)と発言があったり、また、外務大臣経験者である桜内義雄氏なども中国を訪れた際、

「靖国神社へのA級戦犯合祀は、戦犯を認めたサンフランシスコ平和条約第11条からみて問題である」(昭和60年12月4日)と軽率な発言をするなど、問題はサンフランシスコ平和条約第11条の解釈をめぐって論議がされるようになりました。

前記の通り、A級戦犯の問題は多岐にわたっていますので、特に次の点について正しい理解がされていないと判断を誤る結果となることに注意したいと思います。

1. いわゆる「A級戦犯」と言う言葉は、日本の国内法に基づいて言葉では無い事。
2. 東京裁判(極東国際軍事裁判)は、国際法を無視した不当な裁判であった事。
3. サンフランシスコ対日平和条約第11条中の「受諾」の意味は、敗戦国としてやむなく刑 の 執行を約束したにすぎず、東京裁判そのものを認めた物ではない事。

4. 一部の政府関係者は、A級戦犯を合祀した靖国神社が悪いように言うが、靖国神社は国が「公務死」と認めたことを踏まえ一般戦没者と同様に「昭和殉難者」として合祀している事。

5. さらに政府首脳は、東京裁判でいう「戦犯」を認めたような発言をしているが、昭和28年当時から政府は、「戦犯者」を国内的には、犯罪人と認めていない事。

そこで、これらの点について以下解説を加え、この問題の正しい理解促進の為の資料に共していと思います。

最後にA級戦犯論は、すなわち、東京裁判論と言えるわけで、東京裁判について正しい理解がなされれば解決できる問題ですが、今日このような論議が起こる背景には、A級戦犯論といわゆる「A級戦犯」とされた個人(27名)に対する感情とが錯綜して問題を複雑にしていると言うことがあります。当然個人に対する感情は十人十色であろうと思いますが、
この点は純粋なA級戦犯論とは別に論ずべき物だと言うことも理解して頂きたい重要な点だと思います。

これによって財閥制度のようなものが官僚主体でどんどん作られていく。

(文獻 山村太守)


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無題

拍手コメントに書きましたが、つづき・・
資源が乏しい日本はやはりアメリカの属国のような進み方しかないのでしょうか。

  • 2014年10月25日土
  • ゆめ
  • 編集

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