11.22.09:34
[PR]
05.12.12:59
脱皮
僕には離れたところに子供がいます。毎日写真見て思い出しています。
そして、ここのポエムの相手も子供たちをイメージして書き始めました。もう八年になります。
ある日、家に帰るとからっぽで 何から何まで持っていかれました。そう、茶碗も箸もテレビからベッドも
アルバムもなかった。嫁さんが持ってきたものといっしよになってから購入したものはすべて。僕の洋服まで。
最初の一年はほんとにつらかったです。子供たちと離れ離れになってしまったこと、最初は逢わせてもらえず、裁判所を通して面談権をもらいました。
二ヶ月目くらいに学校の先生に様子を聞きにいったら、下駄箱の名前が変わってました。
苗字がね。
愕然としました。まだそんな日も経ってないのに、そのまま落ち込んで帰ってきたのを覚えています。
多分、今まで生きてきた中でもっともつらい時だったかもしれません。
それから一年後、逢う事が出来ました。無茶して怒鳴り込んで行けば逢えたでしょうが、そんなところまで
彼女たちに見せたくなかったし、いずれくる面会を待ったのです。
それから一年に二回程度旅行や買い物、食事などをしてきましたが、もう大人になって青春してるんだろうけど
連絡も来なくなりました。
僕の中では写真の中にいる子供たちの記憶が大きくてあのころのままなんです。
今もそんないい状態ではありません。笑ってられないんですが、とうとうホントの脱皮が始まったかなというような
不思議なことも起こりだしています。自分ももっとかわいがらなきゃいかんなとか思っています。
子供たちのことは忘れられるわけはありませんから、また、ポエムでも書いて紛らわせて行こう。
また、逢いにきてくれると・・・信じて。
PR
- トラックバックURLはこちら